n-star h-star star

転勤、そして懐かしの

急な転勤が決まり他県に引っ越すことになって、大慌てで部屋を探した。結果として見つかった部屋は、多少手狭ではあるものの駅にほど近い立地で通勤には便がよく、また防音対策もしっかりと取られた、私には少々もったいない物件だった。

引っ越しも滞りなく済ませ転勤先にも慣れ始めた頃、同僚が休憩時間にスマホをいじっているのを見つけた。それ自体は別に今時珍しいことではないし、私だって暇を見つけては画面を眺めている。

ただ、そのときはなんとなく気になって、不躾ながら彼のスマホの画面をのぞき見た。そのとき、随分と懐かしい画面が映し出されていて少し驚かされた。

私が学生の頃によく活用させてもらっていた出会い系サイトのプロフィール画面がそこにあったのだ。あの頃からかれこれ5年以上は経つわけだが、まだ稼働していたとは。

その日の終業後、もしかしたらまだアカウント情報が残っているかもしれないと、記憶を頼りにIDとパスを入力してみた。退会処理をしていなかったからだろう、何の滞りもなく接続でき、思わず吹き出した。

そこでふと思い至った。土地勘がなく、知り合いがいない街。それなら、多少ハメを外してもいいのではないだろうかと。

流石にプロフィールをそのまま使うわけには行かないので今の情報に書き換え、写真も載せ替えて、昔のように使ってみることにした。すると、割とあっさりと何人かと連絡をとりあうことができた。

余所の土地についてあれこれ言うのは憚られるが、私が転勤した街というのが、田舎というほど田舎ではないが都会では決してないような場所で、遊べる場所といえば商店街の小さなゲーセンだとかそんな場所ばかりだった。要は、誰もが暇を持て余しているのだ。それを考えればこの素早さも納得できる。

それからしばらくして、何人かと関係を持ち、性的な意味では充実した日々を送っている。こういうツールは絶対数が多い都会でこそ有用だとばかり思っていたが、人口が少ない地方でも使いみちはいくらでもあるようだ。

セフレ掲示板【無料で募集】TOPに戻る